足つぼを受けた時に「肝臓が悪いですね。」などと言われると、「うわぁ飲み過ぎだ!ハッハッハッ!」なんて笑っていますが、冷静になれば少し心配もありますよね。
40代ともなるといろんな病気が出てきて当然。でも、ケアの仕方を知っていれば元気に生活していけます。
そんな足ツボの肝臓ポイントと正しい押し方のコツをこのページではお伝えしていきます。
足つぼ 肝臓 場所(正しい位置)
足ツボの肝臓の場所は、右足の薬指の付け根です。
正確には、薬指の付け根の骨(中足骨)の丸く大きい部分をかかとから上に摩って行って指の止まる部分です。
これを下から上にややえぐりこむように押しながらこすりあげてください。
足裏部分なので、ゴルフボールを使って転がすように刺激するのがやりやすいですね。
足つぼの肝臓部分が 痛い。激痛だという方に考えられる体の異常。
「肝臓悪いなんて・・。酒飲まないよ?」というように、アルコールの分解をすぐにイメージしてしまいそうな肝臓ですが、肝臓は様々な働きをしています。
- アルコールの分解
- タンパク質の分解
- 糖の分解
- 疲労物質の分解
- 解毒
- etc
数百ともいわれています。
足ツボの施術をしていて疑うのは、「不眠」「慢性疲労」です。
自分で病気を自覚している以外の方で肝臓のポイントにゴリゴリするような反応が出ている方は、肝臓の病気というよりもまずこちらが多いです。
老廃物の処理で負担がかかっているために肝臓のポイントに疲れを感じ取ることができるわけです。
足つぼの肝臓ポイントを刺激した後の効果
肝臓ポイントに反応が出ていて施術を受けるとすぐに変化を感じやすいのは「よく眠れる」ことです。
他には、だるさがすっきりと取れます。
好転反応の様にだるく感じる方もまれにいますがこれも一時的なものです。何時間も続くものでもなく、大体は数十分でしょうか。
ただ、夜は起きていられないくらい眠くなる方もいるようです。
そして深く眠れるので朝がすっきりと起きることができます。
これは比較的足ツボの効果として早く感じ取れやすい効果の一つです。
足つぼの肝臓ポイントにあるしこりの押し方
右足の薬指の付け根部分にゴリゴリとした玉のようなしこりを感じ取ることができます。(調子が悪くて肝臓の反応が出ている場合)
このしこりの部分を下から上に押し上げていきます。
- 親指で押しながら上に摩る
- 人差し指を曲げた節の部分でぐりっと押し上げる
- 棒を使ってこすりあげる
下から上に押すのが刺激が伝わりやすいです。
1、の指で押すのは慣れないと疲れますし、慣れてくると物足りなくなります。押し方としては強度は弱めです。
2、慣れてくると非常に刺激がシャープに通りやすくなり効果も出やすいです。
3、が一番力を伝えやすい方法です。ただ、直接触れている訳ではないので強さの下限や皮膚のダメージに気を配りにくくなってしまいます。このことだけ注意して行ってください。