この時期花粉症で悩まされる人は多いです。春先の症状ですが、同じような症状で一年中悩まされるのが蓄膿症です。
蓄膿症で悩まされている人は、物事に集中できなかったり、仕事や勉強にも身が入らないといいます。
でも、それは致し方ないこと。蓄膿症とは鼻の奥に膿がたまる病気で、鼻汁や鼻づまりなどの症状がひどいため、どうしてもそちらのほうに意識が向いてしまうからです。
この症状を軽減させるために蓄膿症を理解し自分で出来る改善方法で少しでも症状を軽減してください。ここでは、蓄膿症改善のセルフケアをご紹介します。
蓄膿症の症状
よくある蓄膿症の症状
- 鼻が詰まって苦しくなる
- 黄色や緑色のドロッとした鼻水が出る
- いくら鼻をかんでも鼻水がでる
- 両頬や目の奥眉間辺りがズーンと重く痛くなる
- 鼻水がのどまでたれて気持ち悪い
- 鼻の奥からいやなにおいがする
- 頭痛がして集中力が無くなる
蓄膿症はただの鼻詰まりではありません。
感染して炎症があるので、放置していると中耳炎や目の疲れ痛み脳膿症や髄膜炎などの合併症を引き起こしてしまうこともあります。
蓄膿症、急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎の違い
蓄膿症は、慢性副鼻腔炎のことです。副鼻腔炎とは細菌の感染により粘りけのある鼻水が出たり鼻が詰まる症状です。花粉などのアレルギー性鼻炎や風邪によって起きた鼻づまりがきっかけで、副鼻腔炎になる場合もあります。細菌の感染により起こるものが急性の副鼻腔炎であるのに対し、慢性副鼻腔炎の場合は、副鼻腔の間や鼻腔が狭くなることで空気の循環が悪くなり起こるものです。鼻腔内で炎症が起こると粘膜が腫れてしまいます。鼻腔の中の空気の循環が悪くなると、急性の副鼻腔炎が慢性化してしまいます。1カ月以内に鼻詰まりなどの症状が治まるものを「急性の副鼻腔炎」、症状が3カ月以上続く場合は「慢性副鼻腔炎」と呼びます。
蓄膿症による頭痛・頭重感の特徴
蓄膿症の症状としては、頭痛、頭が重い感じがするなどの頭重感が特徴です。副鼻腔内に炎症が起こり、鼻水や膿がたまることで鼻腔内への圧迫感がこのような症状を引き起こします。初期の段階では頭痛や頭重感はおこらないので、これらの症状が起こってきた場合は症状が数sんできているといえるでしょう。
蓄膿症の原因
蓄膿症の主な原因
風邪や花粉症から来るアレルギー性鼻炎、鼻の形が原因だと考えられています。
- 風邪による鼻の粘膜の炎症が副鼻腔にまで広がってしまい蓄膿症になる。
- 花粉やホコリやペットなどのハウスダストが原因になることもあります。
- 鼻中隔(びちゅうかく)という鼻の中を左右に仕切っている仕切り版のようなものが極端に曲がっていると鼻の通りを悪くして副鼻腔に炎症を起こすことになる。
- 鼻のかみすぎ。過度に鼻をかんでしまうと拭く鼻腔に鼻水が入り込んでしまい炎症になる。こんなことも蓄膿症副鼻腔炎になる原因の一つです。
- 意外にも虫歯が原因になることもあります。虫歯菌が歯茎や歯の根元から進入してしまうこともあります。
- これらの他にも栄養の偏った食生活、ストレス、顔面のケガが原因となることもあります。
蓄膿症の治療法
家でできる改善方法
生活習慣を見直します。バランスの良い食事をして体の免疫力を挙げる。これは基本です。
そして、空気をキレイにすることが大切ですので自宅を掃除し清潔な空間を維持してください。蓄膿症は空気感染する可能性があるので、大気中のウィルスや雑菌が原因になって蓄膿症になってしまうこともあるからです。
家でできる蓄膿症の有効な改善方法の一つとして鼻うがいがあります。
鼻洗浄(うがい)で期待できる効果
鼻洗浄(うがい)というと怖がる人がいます。プールで鼻に水が入ると”ツーン”とするからだと思います。アノ鼻の痛みは誰でもイヤになりますが、正しい方法で鼻洗浄(うがい)を行うと痛み無く鼻腔内をキレイに洗浄することが出来、驚くほど鼻の通りがよくなります。
鼻洗浄(うがい)の正しい方法・鼻洗浄(うがい)の注意点!
鼻洗浄(うがい)はネティポットという鼻洗浄(うがい)専用の器具を使うと簡単に痛み無く行うことができます。
これはもともとヨガで使われているものです。ヨガは呼吸を重要視します。カラダに酸素をシッカリと取り込み細胞の働きを高め健康を増進する。だから呼吸器の働きが重要になるため古くからコノネティポットを使い呼吸器系をキレイにしヨガの効果を高めていたということです。専用の器具といってもネットで数百円からありますので手軽に取り入れられる健康法だと思います。
- ネティポット(鼻洗浄(うがい)器)に塩を入れる小さじ半分
- ネティポット(鼻洗浄(うがい)器)にお湯を入れる
- 顔を方向け片側の鼻にネティポット(鼻洗浄(うがい)器)の口を差し込む
- 鼻の奥に塩水を流し込みながら差し込んだ側の鼻で少しずつ息を吸い込み水を鼻の奥に取り込む
- 鼻腔内に水がたまると反対側から水がスーッとあふれ出てくる。
- ネティポット(鼻洗浄(うがい)器)内の水、半分ほど使ったら、反対側の鼻から同じように水を流し込む。
- 左右の鼻を洗浄し終わったらシッカリ鼻を間で終わり
鼻洗浄(うがい)の注意点!
- 塩が足りないと鼻の痛みがある
- 鼻の奥に水が流れる感覚が最初はわかりにくいかもしれない。その時は、塩を少量のお湯で溶かした後水をいれて冷えた水を鼻に流し込むと水が鼻の奥に流れていく覚がわかりやすい。
- 鼻洗浄が終わった後、シッカリと鼻腔内の水出切ってないと頭を傾けた拍子に鼻からズーッと水が流れ出て恥ずかしい思いをする
スポンサードリンク
蓄膿症に効くツボってあるの?自宅で自分で出来る症状改善のツボ押しのポイント
思い当たる人は、この問題を少しでも解消するために、まず前頭洞のツボを刺激しましょう。
場所は両足・親指から小指にかけての先端の部分。
ただし、ここはふつうにゴルフボールを踏むのが難しいので、靴下を履いてその中にボールを入れて部位に固定。もう片方の足で踏むか、壁などに押しつけるようにしてください。
力加減は50パーセント、タイムは両足3~5分ずつ。
前頭洞は膿がたまる場所なので、ここを1日に数回踏むようにすれば、症状が次第に軽減するようになります。
もう1つのポイントは両足・親指の外側の側面にある鼻のツボ。
これは鼻の通りを良くするためです。この部位もふつうにゴルフボールを踏むことができませんので、両足の親指側面でボールをはさみ、その部分を前後・左右・斜めといったぐあいに小刻みに動かすようにしてください。
靴下の中に入れて行うとボールが転がる心配もありません。力加減も前頭洞と同じで50パーセント、タイムも両足3~5分ずつ。
足ツボを刺激するだけでは完治には至りませんが、やる・やらないでは不快感が軽減するという意味で大きな違いが生じてくるのは確かです。
まとめ 蓄膿症の予防。蓄膿症を悪化させないために
蓄膿症、副鼻腔炎はただの鼻詰まりやアレルギー性鼻炎と間違えられやすいです。
しかし、受賞化してしまうと合併症を引き起こしてしまう恐れもあるので、少しでも蓄膿症の疑いがあるようでしたら
初期の段階から自分で出来る改善方法を参考に、空気の洗浄鼻の洗浄、ツボ押しなどでセルフケアをはじめてください。
—————————————————
25年の実績!
“治す技術がほしい” “人の役に立ちたい”という方に魂の足ツボをお教えするリマイスター学院
スポンサードリンク