貧血は経験者で無ければわからないつらさがあります。著しい体調不良、力が入らない集中力が出ない。立っていられない・・・。
見た目には大きな変化は無いので周りに理解されにくいのがつらいところ。つらい貧血ですが、貧血のメカニズムを理解して食事やサプリ摂取などの対策、ツボ押しで内蔵機能の回復をすることで日常困らない程度に回復は可能です。回復すれば元気が出ます。
健康のためにランニングをする人も増えてきましたが、ランナーにとっても貧血対策は必須。ランナーも走ることで(着地の衝撃で赤血球が壊れるため)の貧血リスクは高まりますので、コチラの記事で理解を深めコンディショニングに役立ててください。
貧血の症状とは?こんな症状は貧血が原因で起こる!
- 立ちくらみ、目まいがする
- 疲れやすくなる
- 疲れがなかなか取れない
- 頭痛がする
- 気分が悪くなる
- 肩や首が凝りやすくなる
- イライラする
- 動悸、息切れがする
- 顔色が悪くなる
- 食欲がない
- 耳鳴りがする
なんとなく体調が悪く出ている症状だと思われがちなこれらの症状も貧血が原因で起こっている可能性が。貧血対策をすることで取れてしまうことも。
貧血は酸欠! 貧血とこれらの症状の関係
脳が酸欠になると・・・
失神や、立ちくらみ、目眩など、立っていられない状態になります
心臓が酸欠になると・・・
息切れ、動悸、胸痛など、息苦しさを感じます
筋肉が酸欠になると・・・
肩こり、だるさ、疲れやすくなる、など肉体的な疲労を感じます
貧血だからと軽く考えない事
基本的に栄養が不足していることで貧血が起こっている場合は、食事の見直しサプリメントでの栄養補給で改善しますが、症状がなかなか変わらない場合は、病的なものが原因になって貧血を起こしていることも考えられます。
「良く貧血になるんだけど、いつものことだから大丈夫・・」
と軽く考えずに、症状が長い場合は、病院を受診して病気が原因になっている貧血でないかを確認しておくことをおススメします。
病院に行く場合は、基本的に内科の受診です。しかし、場合によっては、女性の場合は産婦人科に相談すると良い場合もあります。
詳しい検査は、血液科や血液内科などで行うことになります。
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貧血対策・改善!原因が鉄分不足の場合の知っておきたい食材選び
貧血を改善する食事対策
鉄分を含む食品
- 豚のレバー
- 鶏肉のレバー
- 牛のレバー
- 牛肉のセンマイ
- 鶏肉のハツ
- うなぎの肝
- あゆ
- いわし
- ほっき貝
- しじみ
- ほうれん草
- 小松菜
- 枝豆
- ぱせり
- 卵黄
鉄欠乏性貧血の場合であれば、これらをシッカリ摂取することで改善できます。
赤血球を作る為に必要な栄養成分
鉄分の多い食品を摂取することは当然として、カラダの栄養吸収機能が追いついていなくては改善しません。貧血の場合、鉄分の多い食事をすると同時に鉄分の吸収を高める栄養素の摂取も欠かせません。
鉄分の吸収を高める栄養と食品
鉄分の吸収を高める栄養成分は、たんぱく質とビタミンCです。
タンパク質の多い食品
牛肉、鶏肉、豚肉、いわし、かつお、サーモン、マグロ、きな粉、大豆などの豆類
ビタミンCの多い食品
キウイフルーツ、イチゴ、レモン、アセロラ、ピーマン・・
造血機能を高める食品
造血機能を高める食品は、葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12。鉄分の多い食品の摂取、吸収を高める食品の接収、造血機能を高める食品の摂取を心がけるだけで、体調は変化します。
葉酸を多く含む食材
レバー、うなぎの肝、うに、枝豆、ヨモギ、アスパラガス、パセリ、菜の花、モロヘイヤ
ビタミンB6を多く含む食材
レバー、鶏のささみ、鶏のむね肉、鶏のひき肉、鴨の肉、いわし、かつお、きはだまぐろ、にんにく、酒粕
ビタミンB12を多く含む食材
レバー、牛肉の小腸、いわし、さんま、赤貝、ほっき貝、しじみ、すじこ、いくら、タラコ
食事で鉄分を補充するのが難しい場合
仕事が忙しい、トレーニング時間、忙しい毎日の生活で、毎日食事の内容を細かく気にしながら食事を作るのも大変です。そんな場合は、サプリメントでこれらの栄養素を摂るのも一つの方法ですね。
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貧血体質を少しでも改善したい場合の生活習慣対策
貧血を改善するための栄養を摂取する以外でも、「体を整えるための意識」は大切です。
生活習慣で見直すべき点
- 睡眠の質を改善
- 睡眠時間の確保
- 有酸素運動を取り入れる
- お風呂は湯船につかる
- カラダを冷やさない
貧血対策のキモはツボ押し!体の機能を高め栄養吸収をアップ!造血機能を高め貧血改善。
貧血で悩まされているとき
左足・心臓と脾臓のツボを刺激、血液循環の促進と鉄分吸収の向上を図る
数年前、治療室に施術にみえられた40代の女性。玄関に入るやいなや、バタンと倒れ、そのまま気絶してしまったことがありました。
これには私もビックリ。救急車を呼ぼうかとも考えましたが、真っ青な顔色を目の当たりにしたとき、彼女はふだんから貧血で悩まされていることを思い出し、状態を見ながら、その場でゆっくりと貧血のツボを刺激してみることにしました。すると、ものの数分で顔に赤みがさしてきて、意識も回復。無事、ことなきをえました。
このとき施術したのが心臓と脾臓のツボ。
心臓の働きが低下していると、血液の循環が滞ってしまうので、そこ機能を高めてあげることで血行を促進。脾臓は鉄分を吸収する働きなどあるため、その機能が向上すれば鉄分の吸収が良くなり貧血の症状が緩和されるのではないかと考えたのです。
この女性ほどひどくはなくても、貧血で悩まされている人は同じように心臓と脾臓のツボを刺激してみることをお勧めします。
この2つのツボはどちらも左足のみ。足裏中央から薬指と小指の間を目指してボールをスライドさせて止まるところが心臓のツボ。隣接しているので、40パーセントの力加減で、5~6分ほど、ややジグザグ気味に細かく動かしながら、前後にスライドさせるように押してみてください。
日に何度もフラフラッとする人は、こまめに刺激すると、症状がだいぶ緩和されるようになります。
まとめ
ここで紹介してきた内容は、貧血対策ですが普通に健康状態をよくするためのことですね。症状に対しての対策はもちろん必要ですが、症状に対しての対策をするというよりも、健康な体を作ることが結果的にいろいろな症状を減らしていきます。栄養(食事)、休養(睡眠)の見直しがQOLを高めるのには欠かせません。
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“治す技術がほしい” “人の役に立ちたい”という方に魂の足ツボをお教えするリマイスター学院
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